相続解決事例

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司法書士法人あかりテラスが実際に解決した相続解決事例

遺言書で想いを伝える。

ご相談内容について

相談者は、長男、長女、次女の三人兄弟の、長女、次女。高齢の母は、次女夫婦が引き取り長年介護をしてきた。母は次女夫婦にとても感謝しており、常日頃から「次女には、お世話になったから遺産を多めにあげたい」と言っている。
自筆での遺言書のようなものも書いてあった。(ただし法的には遺言書の要件を満たしていない。)
兄弟間でも反対されることはないと思うが、やはり本人の意思をきちんと形(遺言書)にしておいた方がいいのではないか?とご相談に来られた。

解決方法について

ご家族も皆さん仲よく、特に問題もないが、お母様(遺言者)が高齢(90代)で次女への感謝を形にしたいという気持ちが強かったため、公正証書遺言書を作成した。本人も安心され、ご兄弟全員もお母様の安心された表情に、満足されたようでした。
また、遺言書の中で付言事項(法的に効力はない文章で、遺言者の気持ちなどを書くことができる。)を付け加えたことでご家族への感謝の気持ちがより伝わる内容になった。

解説について

遺言書は、よくトラブルを回避する目的で作るものと思われがちですが、それだけではなく本人の最後のメッセージにもなります。
感謝の気持ちを遺言書で伝えてみませんか。自分がこの世にいなくなったとき、大切なご家族に伝えたい想いや気持ち、メッセージはありませんか?
大切な財産を引き継ぐときにこそ言っておきたい事はありませんか?
付言事項には愛が詰まっています。ぜひ、あなたの大切な人へ、最後の最後のお手紙(プレゼント)を贈りませんか?
相続対策とは、トラブルにならないために対策するのではなく、その家族にとって一番良い方法を考えるために対策するのです。
このように考えれば、全てのご家族にとって相続対策は必要といえるのではないでしょうか?

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096-285-6841

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